准尉という階級について

今回はちょっくら、ミリタリー系のウンチクをかまします。
興味のない方はスルーしてくださいねん。

この前、たまたまTVつけたら、なんかガンダムっぽいの(新しいシリーズ?)やってまして、なんだか新人風のパイロット(女の子?)が「准尉」と呼ばれてたんですよ。
そういえば小説「白い追憶」でも未沙が准尉になるとかなんとかの記述があるんですよね?
(読んだことないんで...)

確かにまぁ、色んなトコに書いてある軍隊の階級一覧なんかを見ると、曹長の上、少尉の下に「准尉」とあります。
多分、これらのアニメでは「見習い士官」的な意味で「准尉」って設定したんでしょうが、ここ、間違いです。
「准」という字から誤解を受けがちですが、准尉というのは下士官のトップであって、士官のスタート地点ではないのです。


士官のスタートは少尉から。一方、士官学校を出てない(つまり二等兵からスタートした)人は、定年まぎわになって曹長とか、そんなところまでで、准尉まで出世できる人は少数です。
(...↓以下、自衛隊の話になってきます。(どの国の軍隊もそう変わらんと思うけど))
なので准尉というのは、その部隊を隅から隅まで知り尽くした大ベテラン。ぺーぺーの幹部(士官)なんかが逆らえる相手ではありません。ヘタすっと部隊長だって敬語で接します。
なにしろ、幹部は異動があるので、同じ場所にいるのは2~3年とか、長くても5年ぐらい。
一方、曹士はあんまり地元を動きません。なので、すぐ(異動で)いなくなる部隊長より、准尉(先任)の方がよっぽど怖い存在なのです。
...つまりまぁ...部隊の長老...(^ ^;)みたいなもん?


…てな訳で、「お若い准尉さん」は本当はヘンなのです。ホントはね…
実は、あんまりこの手のコトに突っ込んでも...と思って今までスルーしてたんですが、アニメとかではかなり誤用が多いので、今回はちょっと突っ込んでみました。






ところで、そのガンダムっぽいのですが、
どうも第一話だったみたいなんですが、
  どのキャラが主人公か、最後までサッパリ分かりませんでした。
   .....それってどーなの?ドラマとして.....

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