ゼントラーディ人の日記

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zoom RSS ブルー・ウィンドのこと

<<   作成日時 : 2006/05/15 21:46   >>

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いや、旅行話も一段落して、落ち着いてマクロス話が書けまする。

この話は★プロ作画ということもあり(笑)、一般のマクロスファンにはあんまり省みられることのない話なんですが、私は割と好きです。脳内補正をつければ全く問題ないです(笑)。
実はこの話、結構重要な描写を含んでるんですよ。

この話の主役はブルー・ウィンドすなわち「青い風」、ワレラ、ロリー、コンダのスパイ三人衆です。

おデブのワレラが着れたブラウスの持ち主はどんな女だとかしかもそのセンスが最悪だとかあの後ロッカールームで盗難事件が!とかいう騒ぎにならなかったのかとかいうツッコミはさておきまして、

三人は帰還した輝たちの歓迎レセプション会場に紛れ込んでしまい、そこではじめて「歌」というものに遭遇するわけです。

重要なのはここです。

三人はこの時、会場の熱気には驚いていますが、「歌」そのものにはそれほどびっくりした様子はありません。

実はマクロス本編では、ゼントラ人が歌を聞いただけで耳を押さえて「うおぉぉぅぉわっっ★※○!!?」となってヤル気をなくしちゃう描写は、ないのです。(驚いたりはする)

この前の12話でも、ミリアは「私の彼はパイロット」が流れる戦場で平気で戦っています。(まあこれは、統合軍側のチャンネルにだけに聞こえてたという解釈もできますが)

しかしあまりに劇場版のインパクトが強かったせいか、すっかり、ゼントラ人は歌を聴いたとたん、ギルの笛を聴いたキカイダーのごとく悶絶するイメージが定着してしまいました。
確かに、見た目的には分かりやすいのかも知れない。
けど、なんかマンガちっくというかコミカルというか、子供だましっぽくてイヤなのです。
人間って、戦争って、そんな単純なものじゃないと思うんですけどね。

コンサート会場のワレラたちは、
「ここは体が熱くなるなぁ」と言っていました。
生まれて一度も歌を聞いたことのない人間が初めて歌に接したとしたら、この時の彼らのような反応が妥当なんじゃないでしょうか。

そして、歌だけでなく、仲良くする男女の姿、おいしい食べ物、戯れる子供達…戦いしか知らなかった彼らを少しずつ変えたのは「地球人の暮らし」そのものでなければなりません。
(「歌があるから地球は素晴らしい」んじゃなく「地球は素晴らしい」でないと、和平なんか長続きしないでしょ)

私が劇場版に比べてTV版が絶対的に好きなのは"ゼントラ人が人間である"という点です。
人間であるから、"戦いしか知らない"ことが悲劇なのです。
"歌という魔法の力によってたちまちおとなしくなるモンスター"が敵である劇場版マクロスはファンタジーであり、リアルロボットアニメではありません。
歌一発でコロッと救われるのではなく、戸惑い、悩みながら、人間らしさへの道を模索していく…そういうゼントラ人の描かれ方の方が、地味だけど断然好きです。



それとですね、この回には、"ラプラミズの記録参謀"さんが登場しております。
エキセドルと違って全然活躍しなかったんですけど(^ ^;
実はエキセドルの"50万年分の戦闘記録を記憶している"という設定って、なんだか悪の組織臭がして胡散臭いと思っていたんですが、彼女を見て、ああそうか、そういう役職なんだー。と、いたく納得いたしました(笑)。
まぁ、地球にも、アメリカ中の電話帳を記憶しちゃう人とか、いますしね。

そんなワケで、DVDとかビデオ持ってる方、たまには「ブルー・ウィンド」観てくださいな。★プロ回だけど。

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
おおっ、とうとうブルーウィンドの回となりましたね!
なにを隠そう、私のマクロスデビューはこの回であります。
当時は何も基礎知識がない上、初見だったので、
オープニングとは別人の輝(笑)と、ぎくしゃくした動きに「…」(「カッコイイ」って言ったじゃん>友達)だったとか、色々思い出はあるのですが、なにせ子供ですから、そう深く考えちゃいませんでした。
しかし、今考えると、とてもこの回は重要な回ですよね。
「文化」に感化され、より複雑に、「人間」らしく進化していく彼らの道は、ここから始まるわけですから。
そこが☆なんですから…ゼントラーディ軍って、哀しい…。
(あ、ミリアの結婚式っていう、これまたゼンちゃんにとって重要なシーンも☆だ…)
華子
2006/05/19 11:45
>なにを隠そう、私のマクロスデビューはこの回であります。
おお、そうなんですか。
それは良かったのか悪かったのか....(笑)

>そこが☆なんですから…ゼントラーディ軍って、哀しい…。
実は結構、マクロスにおいて重要な話が★って回、多いんですよね。
逆に「リン・ミンメイ」とか「チャイナ・タウン」とか「ファンタズム」とか、
ストーリー進行にはカンケーない話に限って、絵がキレイなんですなー...

ですから私、キレイな回より★の回の方が、ずっと多く見てますわい(笑)
らんこ
2006/05/19 22:22
うーん...コードネームとサブタイトルがかけてあるのは知ってましたが、さすがらんこさん、深い考察ですねぇ。
実は私はこの回はほとんどすっ飛ばして見てました(汗)
(DVDもその前までしか持ってないし。)
>「ここは体が熱くなるなぁ」
その前にもミスコン中継を見て「ここらへんがもやもや〜っと」から始まって、男女が一緒にいることも「さっきからなんかおかしいと思ったら」とか。
そういう徐々に自分たちとの違和感に気づいていく描写は自然でよかったですね。
まぁ劇場版は2時間枠の中で、象徴的なものとして「歌」を前面に出してるんでしょうが(^^)
象徴的であるからこそ、ゼンちゃんを緑禿のモンスターにしたのはよろしくありません!
ラプラミズ役の鳳さんって、バルディオスのクインシュタイン博士役の加川さんと同じ人だったんですねぇ!
今日知りましたw

えみぽん
2006/05/20 21:58
>実は私はこの回はほとんどすっ飛ばして見てました(汗)
(T_T)みて....

>「ここらへんがもやもや〜っと」
なんだか健全な男子中学生のようで、微笑ましいです(^ ^;

>象徴的なものとして「歌」を前面に出してるんでしょうが(^^)
確かに2時間という制約の中では、「わかりやすい形」にする必要があったんでしょうけどね...
しかしあれでは「緑禿のモンスター(泣)には歌が(武器として)効く!」
という描写になってしまい、じゃあ、人類にとっての歌はなんなの...?
...というところがぼやけてくるんじゃないかと思うんですよ。

>ラプラミズ役の鳳さんって、バルディオスのクインシュタイン博士役の加川さんと同じ人だったんですねぇ!
おお、それは全く知りませんでした!
クインシュタイン博士は好きです。あんまり覚えてないけど....(笑)
私的にはアフロディアよりツボです(笑)
らんこ
2006/05/21 22:10

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